3Hクリニカルトライアル株式会社(東京都豊島区、代表取締役 滝澤 宏隆、以下3H)が運営する治験情報サイト「生活向上WEB」で、参加希望やその理由など、国産新型コロナワクチンの治験に関する意識調査を9月1日~9月8日まで実施し、4,967名の回答を得ました。
現在、生活向上WEBには国産の新型コロナワクチンの治験への参加希望者が約2万人集まっています。被験者募集事業を15年間行っている3Hにおいても、かつてない反響となっています。こうした思いがどこから来るのか、その背景を調査しました。
※国産ワクチン治験の登録ページ
https://www.seikatsu-kojo.jp/campaign/vaccine/
■調査内容
Q.「参加したい」とお考えの理由は何ですか。あてはまるものをすべてお選びください。
※国産の新型コロナウイルスのワクチン試験(治験)に参加できるとして(n=3945)
回答者4,967名のうち、国産の新型コロナのワクチン試験(治験)に「ぜひ参加したい」50.0% (2,484名)、「参加したい」29.4%(1,461名)と合計で79.4%(3,945名)が参加したいと回答。
参加したい理由の1位は、「外国産のワクチンだけでなく、国産のワクチンが必要だと思っているから」で77.5%(3,058名)を占めた。その他、「新型コロナワクチンの開発に貢献したいから」が60.4%(2,383名)、「今使用されているワクチンの安全性の不安」が45.4%(1,792名)と続きました。また、その他をみると上記のほか、「子供のため」や「3回目としての選択肢」、「mRNAという新技術への不安」、「変異株への対応」、ワクチン確保などの「国の安全保障上」といった回答が見られました。
●参加したいと回答した方のコメント
「妻と一緒に新型コロナに罹患したが、妻は持病があり助かりませんでした。 亡くなった妻のような人を少しでも減らすために貢献したい。」
「病院の受入を拒否され、親友がコロナで永眠していました。コロナ病棟に勤務した経験もあります。コロナの恐さを誰よりも知っていますので社会貢献したいです。」
「今後も入るかどうか判らない海外産に未来永劫振り回されるわけにもいかない。将来の子供達のためにも日本人に合ったワクチンが必要不可欠この身が少しでもデータ収集に役に立てるなら何回でも打ちます。」
Q.「参加したくない」とお考えの理由は何ですか。あてはまるものをすべてお選びください。
※国産の新型コロナウイルスのワクチン試験(治験)に参加できるとして(n=167)
参加を希望しないという回答は、「まったく参加したくない」1.3%(65名)、「参加したくない」2.1%(102名)と合計でわずか3.4%(167名)でした。参加したくない理由は、「副反応が心配だから」が65.9%(110名)。45.5%(76名)が「接種による将来的な影響に不安があるから」となりました。
■まとめ
国産の新型コロナワクチンの開発についての意見・要望には、日本の技術力への期待や日本人に合ったワクチン開発など、有効性や安全性を求める声が多く寄せられました。また国からの開発協力や国家戦略としての必要性なども多数見られました。このほか、治験の情報提供を求める声も多く、地方での実施やブースター接種、不活化ワクチンなどの選択肢として検討しているといった意見もありました。ワクチンに関して、ネガティブな情報が拡散し、大きな不安を抱える中で、国産ワクチンへの期待と協力したいという気持ちを強く表す結果となりました。
怪しい高額アルバイトといったアンダーグラウンドのイメージが根強かった治験ですが、コロナ禍により、だれもが身近に新型コロナの危険を覚え、ワクチンや治療薬の必要性を自覚したことで治験も自分事化されてきていると思われます。治験遅延の最大の要因として被験者の不足※があげられますが、治験のイメージが変わることで、改善につながる可能性があります。
※https://isrreports.com/wp-content/uploads/2013/04/Patient_and_Investigator_Recruitment_-_ISR_Whitepaper.pdf
■調査概要
調査内容:国産の新型コロナワクチン治験に関する意識調査
調査対象:4,967名/全国
実施時期:2021年9月1日~2021年9月8日
調査手法:「生活向上WEB」でのWebアンケート
実施機関:3Hクリニカルトライアル株式会社
調査企画:3Hメディソリューション株式会社
■生活向上WEBについて
(https://www.seikatsu-kojo.jp/)
約95万人が登録する日本最大級の治験情報サイト。治験・臨床試験情報や患者調査、健康食品・コスメのモニターなど様々な情報を提供しています。会員の皆様は、生活向上WEBを通して年間 約1万人の方が治験・臨床試験などに参加し、新薬やヘルスケア関連商品の開発などに貢献されています。
■3Hグループについて(https://3h-ms.co.jp/)
人(Human)の健康(Health)と幸せ(Happiness)をつなぐライフサイエンスカンパニーとして、医薬・医療分野において、被験者募集や患者調査、情報提供、アプリ・システム開発から、新規ビジネス開発の支援までワンストップで提供しています。サイエンスとPatient Centricityに基づいた創薬・育薬支援と最新のテクノロジーを活用したデジタルヘルストランスフォーメーションの実現により、患者さんや医療現場の課題を解決しています。
■印刷用PDFはこちら【 3HCT Release_210916 】
現在、生活向上WEBには国産の新型コロナワクチンの治験への参加希望者が約2万人集まっています。被験者募集事業を15年間行っている3Hにおいても、かつてない反響となっています。こうした思いがどこから来るのか、その背景を調査しました。
※国産ワクチン治験の登録ページ
https://www.seikatsu-kojo.jp/campaign/vaccine/
■調査内容
Q.「参加したい」とお考えの理由は何ですか。あてはまるものをすべてお選びください。
※国産の新型コロナウイルスのワクチン試験(治験)に参加できるとして(n=3945)
回答者4,967名のうち、国産の新型コロナのワクチン試験(治験)に「ぜひ参加したい」50.0% (2,484名)、「参加したい」29.4%(1,461名)と合計で79.4%(3,945名)が参加したいと回答。
参加したい理由の1位は、「外国産のワクチンだけでなく、国産のワクチンが必要だと思っているから」で77.5%(3,058名)を占めた。その他、「新型コロナワクチンの開発に貢献したいから」が60.4%(2,383名)、「今使用されているワクチンの安全性の不安」が45.4%(1,792名)と続きました。また、その他をみると上記のほか、「子供のため」や「3回目としての選択肢」、「mRNAという新技術への不安」、「変異株への対応」、ワクチン確保などの「国の安全保障上」といった回答が見られました。
●参加したいと回答した方のコメント
「妻と一緒に新型コロナに罹患したが、妻は持病があり助かりませんでした。 亡くなった妻のような人を少しでも減らすために貢献したい。」
「病院の受入を拒否され、親友がコロナで永眠していました。コロナ病棟に勤務した経験もあります。コロナの恐さを誰よりも知っていますので社会貢献したいです。」
「今後も入るかどうか判らない海外産に未来永劫振り回されるわけにもいかない。将来の子供達のためにも日本人に合ったワクチンが必要不可欠この身が少しでもデータ収集に役に立てるなら何回でも打ちます。」
Q.「参加したくない」とお考えの理由は何ですか。あてはまるものをすべてお選びください。
※国産の新型コロナウイルスのワクチン試験(治験)に参加できるとして(n=167)
参加を希望しないという回答は、「まったく参加したくない」1.3%(65名)、「参加したくない」2.1%(102名)と合計でわずか3.4%(167名)でした。参加したくない理由は、「副反応が心配だから」が65.9%(110名)。45.5%(76名)が「接種による将来的な影響に不安があるから」となりました。
■まとめ
国産の新型コロナワクチンの開発についての意見・要望には、日本の技術力への期待や日本人に合ったワクチン開発など、有効性や安全性を求める声が多く寄せられました。また国からの開発協力や国家戦略としての必要性なども多数見られました。このほか、治験の情報提供を求める声も多く、地方での実施やブースター接種、不活化ワクチンなどの選択肢として検討しているといった意見もありました。ワクチンに関して、ネガティブな情報が拡散し、大きな不安を抱える中で、国産ワクチンへの期待と協力したいという気持ちを強く表す結果となりました。
怪しい高額アルバイトといったアンダーグラウンドのイメージが根強かった治験ですが、コロナ禍により、だれもが身近に新型コロナの危険を覚え、ワクチンや治療薬の必要性を自覚したことで治験も自分事化されてきていると思われます。治験遅延の最大の要因として被験者の不足※があげられますが、治験のイメージが変わることで、改善につながる可能性があります。
※https://isrreports.com/wp-content/uploads/2013/04/Patient_and_Investigator_Recruitment_-_ISR_Whitepaper.pdf
■調査概要
調査内容:国産の新型コロナワクチン治験に関する意識調査
調査対象:4,967名/全国
実施時期:2021年9月1日~2021年9月8日
調査手法:「生活向上WEB」でのWebアンケート
実施機関:3Hクリニカルトライアル株式会社
調査企画:3Hメディソリューション株式会社
■生活向上WEBについて
(https://www.seikatsu-kojo.jp/)
約95万人が登録する日本最大級の治験情報サイト。治験・臨床試験情報や患者調査、健康食品・コスメのモニターなど様々な情報を提供しています。会員の皆様は、生活向上WEBを通して年間 約1万人の方が治験・臨床試験などに参加し、新薬やヘルスケア関連商品の開発などに貢献されています。
■3Hグループについて(https://3h-ms.co.jp/)
人(Human)の健康(Health)と幸せ(Happiness)をつなぐライフサイエンスカンパニーとして、医薬・医療分野において、被験者募集や患者調査、情報提供、アプリ・システム開発から、新規ビジネス開発の支援までワンストップで提供しています。サイエンスとPatient Centricityに基づいた創薬・育薬支援と最新のテクノロジーを活用したデジタルヘルストランスフォーメーションの実現により、患者さんや医療現場の課題を解決しています。
■印刷用PDFはこちら【 3HCT Release_210916 】