102名の出演者による小児・AYA世代のがん・臨床試験のがん啓発チャリティーライブ「Remember Girl’s Power !! 2024」に62,293名が参加【開催レポート】
~アンケートでは9割以上ががんへの関心が高まったと回答し、参加アーティスト、協賛社、共催者(豊島区)の高評価も9割以上。2025年は9月6日・7日・13日・14日の4日間の開催も決定!~


3Hメディソリューション株式会社が運営するがん情報サイト「オンコロ」は、豊島区と共同で小児・AYA世代(15歳~39歳)のがん、薬剤開発のための臨床試験の啓発を目的として開催したチャリティーライブ「Remember Girl’s Power !! 2024」を30社を超える企業・団体の協力、102名にのぼる出演者の協力を得て、9月7日、8日、21日、22日の4日間にわたり開催しました。
参加者・視聴者は延べ62,293名、寄付総額は、2,865,134円となり、小児がん・AYA世代のがん・臨床試験の領域で活動する18団体・プロジェクトに対し外部拠出が決定しましたのでお知らせいたします。
2025年は10年目を迎え、2024年と同様に、豊島区、株式会社サンシャインシティより会場提供を受け、2025年9月6日(土)・7日(日)・13日(土)・14日(日)の4日間の開催が決定しました。

【開催結果】
■開催ダイジェスト動画:
https://www.youtube.com/watch?v=cPx-LvIicHc

■開催レポート:
・Day1(9月7日開催分):若い世代にがん啓発するために、アイドルやアーティストの発信力に期待
https://oncolo.jp/blog/rgp20240907_report

・Day2(9月8日開催分):がんのネガティブなイメージを覆すには、アイドルやアーティストの力が必要
https://oncolo.jp/blog/20240908_report

・Day3(9月21日開催分):アイドルやアーティストと一緒にがん=ネガティブなイメージと真正面から向き合う唯一無二のライブ! 9年目を迎えて総出演者も膨大な数に
https://oncolo.jp/blog/rgp20240921_report

・Day4(9月22日開催分):アイドルやアーティストと一緒にがん=ネガティブなイメージと真正面から向き合う唯一無二のライブ! 9年目は過去最高の寄付金額を達成
https://oncolo.jp/blog/rgp20240922_report

■観客数:62,293名(現地有料観客数288名、無料参加者数52,862名、オンライン視聴者数9,143名)
■寄付額:2,865,134円(会場募金1,129,484円、優先エリア・有料視聴・寄付チケット964,500円、Tシャツ・ポスター等物販256,750円、寄付付き特典会514,400円)
※開催現地での募金、インターネットを通じての寄付チケットの100%、優先エリアチケット、グッズは5割を寄付とし、残り5割は制作費に充当しています。なお募金には、有志アーティストによる特典会(写真撮影会)の10%が含まれています。

【アンケート結果】
チャリティーライブに関しての参加者への調査を実施し178名の方にご協力いただきました。回答者の9割以上が小児・AYA世代のがん・臨床試験への関心が高まったことやチャリティーライブが有意義だったと答えています。啓発活動としての高い効果が示されました。詳細な結果は、2025年2月28日(金)~2025年3月1日(土)に横浜で開催される第16回 日本臨床試験学会学術集会総会にて発表を予定しています。

Q.本チャリティーライブはチャリティーイベントとして有意義であったと思いますか。
チャリティーライブが、有意義だと回答した人は(TOP3【4-6と回答】)が98.9%を占めています。
TOP2【5-6と回答】で見ても90.4%が有意義だと感じており、昨年と比較するとTOP2、TOP3ともに微増しました。

Q.がん疾患啓発をエンターテイメントを用いて行うことは有効な手段であると思いますか。
がん疾患啓発をエンターテイメントを用いて行うことについては、TOP3【4-6と回答】で98.9%、TOP2【5-6と回答】で見ても91.6%と9割以上の人が有効だと回答しています。

Q. 小児・AYA世代のがんについての関心は高まりましたか?
小児・AYA世代のがんについて関心が高まったと回答した人は(TOP3【4-6と回答】)96.1%。TOP2【5-6と回答】で73%となっています。

Q. 今回のようなチャリティーライブへ出演するアーティストについてどのように思いますか。
チャリティーライブに参加するアーティストについては、評価できる(TOP3【4-6と回答】)が98.3%と、ほぼ全ての人が評価をしています。TOP2【5-6と回答】で見ても93.3%と高い結果となりました。

Q. 今回のようなチャリティーライブへ協賛する企業・団体についてどのように思いますか。
チャリティーライブへ協賛する企業・団体については、評価できる(TOP3【4-6と回答】)が97.8%。TOP2【5-6と回答】で見ても83.7%と高い結果となっています。
チャリティーイベントへの協賛が、企業・団体のイメージアップに大きく寄与していることが確認できました。

Q. 今回のようなチャリティーライブを共同開催することで、豊島区(行政)へのイメージに変化はありますか。
チャリティーライブを共同開催する豊島区については、イメージが良くなった(TOP3【4-6と回答】)が97.2%を占めます。TOP2【5-6と回答】で見ると73.0%となりました。チャリティーライブの共同開催が、豊島区のイメージアップに大きく寄与していることが確認できました。

【寄付外部拠出先】
2024年のライブを通じて集まったご寄付2,865,134円(対前年158.0%)は、Remember Girl‘s Power !! 2024実行委員会にて検討し、12月に以下の18の団体・プロジェクトに拠出が決定し、各団体・プロジェクトの希望に応じ、随時外部拠出いたします。


①一般社団法人みんなのレモネードの会(https://www.minnanolemonade.com/):50,000円
小児がん患児家族の立場で「小児がんのことをもっと知ってほしい」、「患児や患児家族でつながりたい」と小児がん啓発活動、患児やその家族の交流会などを開催する団体です。


② 認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワーク(https://www.goldribbon.jp/):500,000円
小児がんの子供たちが安心して笑顔で生活できる社会の創造に向けて日々活動する団体です。


③ 認定NPO法人にこスマ九州(https://nicosuma.net/):200,000円
九州を拠点に、小児がんの子供たちのキャンプなどを実施する小児がん経験者のための支援団体です。


④ 一般社団法人名古屋小児がん基金(https://npcf.or.jp/):50,000円
名古屋を基盤に、新しい治療法の開発と治療環境の充実を支援する小児がん支援団体です。


⑤小児がん経験者ネットワークシェイクハンズ!(https://shakehands-ccsn.sakura.ne.jp/index.html):50,000円
小児がん経験者ネットワークシェイクハンズ!は、小児がん経験者が仲間とつながるきっかけを作る全国小児がん患者会ネットワークです。


⑥ 公益財団法人 がんの子供を守る会(http://www.ccaj-found.or.jp/):50,000円
小児がんと闘う子供・家族を支援する患者家族の会です。


⑦特定非営利活動法人キープ・ママ・スマイリング(https://momsmile.jp/):100,000円
病気の子供を育てるお母さんとご家族を支援するNPO法人です。


⑧ AYA week2025(https://ayaweek.jp/2025/):100,000円
2025年3月8日(土)~3月16日(日)の15歳~39歳のAYA世代のがんの啓発週間に対する助成です。


⑨若年性がんサポートグループAYACan!! (https://ayacan.org/):50,000円
15歳~39歳にがんを経験した方や、その方々に共感できるがん経験者が集まるグループです。

⑩がんサロン~CancerおしゃべりCafé(https://sites.google.com/view/cancerosyabericafe/):50,000円
地域の中で、がんを患った人に寄り添い、がんへの理解を社会へ促すために活動する団体です。


⑪認定特定非営利活動法人 朴の会(https://goenna.net/):50,000円
小児がんの子供たちやそのご家族への応援団として寄り添いたいとの願いから設立された団体です。


⑫若年性がん患者団体STAND UP!!(https://standupdreams.com/):300,000円
39歳までにがんにかかった若年性がん患者による、若年性がん患者のための団体です。


⑬NPO法人 肺がん患者の会ワンステップ(https://www.lung-onestep.com/):100,000円
肺がん患者の会ワンステップは、いつでも、どこでも、仲間とつながれる居場所を提供している団体です。


⑭ダカラコソクリエイト/カラクリLab.(https://lab.dakarakosocreate.com/):100,000円
「がん経験者の視点」を「新しい価値」に「問題解決療法」×「デザイン思考」「私は私に生まれてきてよかった」と思える未来を目指すソーシャルデザインプロジェクトです。


⑮Ayaship in AMU(https://www.instagram.com/ayaship.amu/):50,000円
北海道・旭川において、「AYA世代患者会」および「AYA世代」を考える団体です。


⑯若年性乳がんサポートコミュニティ Pink Ring(https://www.pinkring.info/):300,000円
若年性乳がん特有の悩みや不安(妊娠、出産、恋愛、結婚、仕事、美容など)を共有し、20代・30代で乳がんを罹患した若年性乳がん体験者を多角的にサポートする団体です。


⑰樋口宗孝がん研究基金(http://m2cc.co.jp/mhf4car/):150,000円
世界的なヘヴィメタルバンドLOUDNESSのリーダーでドラムであった故 樋口宗孝さんの名前を関する小児がん・AYA世代のがんを支援するプロジェクトです。


⑱AYA Awareness Program:165,134円
「オンコロライブ」がAYA weekに実施する啓発プログラムです。


【2025年 開催概要(計画)】
2025年も世界的な小児がん(若年者がん)の啓発月間である9月に開催を予定しております。
・2025年9月6日(土)、9月7日(日):池袋西口公園野外劇場グローバルリングシアター
・2025年9月13日(土)、9月14日(日):サンシャインシティ噴水広場
2025年も同様に、豊島区、株式会社サンシャインシティより会場提供を受け開催されます。詳細が確定次第、改めてご案内いたします。


【2024年開催イベント概要】
■公演名:オンコロ×豊島区presents「Remember Girl’s Power !! 2024」(通称:オンコロライブ)
■開催日時:2024年9月7日(土)、9月8日(日)、9月21日(土)、9月22日(日)
■公式サイト:https://oncolo.jp/rgp/2024lp/
■主催:がん情報サイト「オンコロ」
■共催:豊島区
■アカデミア共催:学校法人 山口学園、東北大学大学院医学系研究科医学統計学分野、認定特定非営利活動法人 西日本がん研究機構


■協賛:
Gold Sponsor: アフラック生命保険株式会社
Silver Sponsor: 株式会社QLife
Bronze Sponsor: アストラゼネカ株式会社、イースト駅前クリニック、小野薬品工業株式会社、株式会社グローバルヘルスジャパン、第一三共株式会社、東京センタークリニック、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社、BeiGene Japan 合同会社、株式会社メディサイエンスプラニング、ミリアド・ジェネティクス合同会社
Sponsor: イーピーエス株式会社、エイツーヘルスケア株式会社、エイペックスメディカル株式会社、株式会社オリコミサービス、金原出版株式会社、株式会社CMCエクスメディカ、StoCretec Japan株式会社、株式会社ノイエス、メルクバイオファーマ株式会社
■開催協力:3Hグループ Remember Girl’s Power!!2024実行委員会・生活向上WEB、株式会社ワロップ・3.0・株式会社ネオ・コミュニケーションズ・株式会社grabss(TIGET)・株式会社サンシャインシティ


■出演者
9月7日(土):アップアップガールズ(2)、ARCANA PROJECT、石井あみ、FES☆TIVE、麻美 ゆま、矢方 美紀
9月8日(日):伊沢 有香、Gran☆Ciel、黒木 渚、Jams Collection、木山 裕策、中西 智代梨
9月21日(土):荒井 麻珠、かすみ草とステラ、SAKI、Peel the Apple、麻倉 未稀、古村 比呂
9月22日(日): アイオケ、クマリデパート、Pile、MyDearDarlin’、 堀 ちえみ、Bro.KORN


<司会>
総合司会:笠井 信輔

<進行アシスタント>
9月7日(土):矢方 美紀(元SKE48)
9月8日(日):佐藤 遥(元notall)
9月21日(土):荻野 可鈴(元夢みるアドレセンス)
9月22日(日):増田 有華(元AKB48)


【イベントについて】
■チャリティーライブ「Remember Girl’s Power !! 」について
がん情報サイト「オンコロ」が音楽を通して、一人でも多くの方に、小児がん・AYA世代のがん、臨床試験のことを知っていただき、社会の理解が進む一助となることを目指し2016年より毎年開催しているチャリティーライブです。2021年より、「豊島区がん対策推進計画(第3次)」にて小児・AYA世代を含むライフステージに応じたがん対策と啓発に取り組む豊島区と共催しています。


■がん情報サイト「オンコロ」について:https://oncolo.jp/
がん情報サイト「オンコロ」は、3Hメディソリューション株式会社が運営する患者さんやそのご家族、医療従事者、製薬企業などの関係者の方々向けに、がん領域の最新情報をわかりやすく提供する情報サイトです。がんに関わる臨床試験・臨床研究を中心に掲載しています。またインターネットにとどまらず、様々な情報提供活動を通して、がんに関わる人への一助となることを目的としています。