株式会社クロエ(本社:東京都豊島区 代表取締役:安藤 昌、以下、クロエ)は、ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:クリス・フウリガン、以下、ヤンセンファーマ)と“患者中心”概念の臨床試験・治験への取り入れを被験者リクルートメントの観点から検討するWorkshop「Patient-Centric時代のPRO(Patient Recruitment Organization)活用について」を12月14日(水)に開催しました。
近年、海外を中心に製薬業界において患者中心・患者志向といった「Patient-Centric」や患者さんに焦点を当てた医薬品開発を意味する「Patient Focused Drug Development」、患者さんが新薬の直接評価をする「Patient Reported Outcome」など患者さんを中心に据えた取り組みが進んでいます。
日本においてもこうした患者視点の重要性は日に日に高まっており、臨床試験審査委員会や運営委員会への患者参加や臨床試験・治験で協力いただける被験者の負担を減らす取り組みなども少しずつ始まっています。
このような背景のもと、本ワークショップは、適切な評価ができる試験計画を前提に患者さんのニーズをどのように取り入れれば、参加しやすい臨床試験・治験を実施できるかを主題としたものです。
クロエは、今後も新薬開発に係るステークホルダーと協力し、臨床試験・治験の支援を通して、よりよい新薬の創出に貢献して参ります。
■クロエについて
日本の治験にかかるスピードを向上すべく、被験者の募集に特化した形でビジネスをスタート。日本の新薬開発は、改善傾向にあるもののドラッグラグという言葉に象徴されるように欧米に比べ、長期化・高コスト体質であり、その原因の一つに被験者不足があります。この課題に対し、募集計画の策定から治験終了後の被験者へのフォローに至るまで、治験のあらゆるフェーズにおいて被験者リクルートメントを行い、年間1万例を超える症例登録を支援しています。
詳しくは、https://www.croee.com/をご覧ください。
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