小児・AYA世代のがん患者支援、疾患啓発、研究支援のためのチャリティーライブ
第2回目となる「Remember Girls Power !! 2017」を9月10日(日)に開催
Special ActにPile、他、麻美ゆま・KANAKO・Cyua・瀬川あやか・Suara・野田愛実・夢みるアドレセンスが出演【グループ会社リリース】


スライダー20170629

株式会社クリニカル・トライアルが運営するがん情報サイト「オンコロ(https://oncolo.jp)」は、小児・AYA世代(15歳~39歳)のがん患者・体験者支援、疾患啓発、研究支援を目的に、2017年9月10日(日)に渋谷「duo MUSIC EXCHANGE」にて、昨年に引き続き2回目となるオンコロPresents「Remember Girls Power !! 2017」と題したチャリティーライブを開催いたします。9月は、世界的な小児がん(若年者がん)の啓発月間です。


現在、日本では毎年2,500人もの子ども(0歳~15歳)が「がん」と診断され、AYA世代(15歳~39歳)と言われる2万人以上の若者が「がん」と診断されています。幼くして「がん」と診断された子どもや若者たちは、その運命と向き合い、厳しい治療を受けながらも、「生きたい!」という強い想いで、より一層希望の持てる治療の誕生を待ち望んでいます。また、治療を終えて社会復帰した後は、後遺症や再発の不安を抱えながらも、がんになった後の人生を自分らしく必死に生きようとしていますが、「がん経験者」という偏見や誤解に傷つき、生きづらさを感じている体験者も少なくありません。


本チャリティーライブは、音楽を通して、一人でも多くの方に、小児がん・AYA世代のがんを知っていただき、社会の理解が進む一助となることを目指すとともに、がんと向き合う子どもや若年者への支援、疾患啓発、さらに他のがん種に比べて遅れている治療法・薬の研究支援につなげることを目的としています。


昨年9月9日Zepp DiverCity TOKYOで開催された第1回の参加者からは、ライブの目的の通り「子供たち、若者たちの病気を知ることができた」、「募金ができた」、また純粋な音楽ライブとしてTwitter上などでは「神ライブ」、「オンコロライブ最高だった」などの声を頂き、終演後の募金には長蛇の列ができました。


第2回目となる今回の出演者は、Special ActとしてTVアニメ「ラブライブ!」で知られ抜群の歌唱力を誇る声優アーティスト『Pile(パイル)』、そしてこのチャリティーライブの趣旨に賛同頂き昨年も出演した『麻美ゆま』、『夢みるアドレセンス』に加え、『KANAKO』、『Cyua』、『瀬川あやか』、『Suara』、『野田愛美』。


昨年のチャリティーライブに参加された近畿大学医学部 医学部内科学腫瘍内科部門 教授(認定非営利活動法人西日本がん研究機構理事長で、がん情報サイト「オンコロ」のメディカル・サポーター)中川和彦氏のコメント。
「出演者と会場が一体となったライブ、終演後の募金の列には感動しました。がんの臨床試験、がん研究の必要性の啓発には、欧米ではあたりまえであるこのような取り組みは、日本においても、エンターテイメントを通じ、医療者と患者、一般の方が一つの問題を考える場として大変重要だと思います」。

なお本チャリティーライブの収益の全額は樋口宗孝がん研究基金(http://www.m2cc.co.jp/mhf4car/)に寄付する他、当日の参加者からの寄付は、国立がん研究センター希少がんセンターに寄付し、終演後には贈呈式も予定しています。


【オンコロ Presents 「Remember Girls Power !! 2017」開催概要】


■公式ウェブページURL:https://oncolo.jp/event/remember_girls_power-vol2
■日時:2017年9月10日(日)開演16:00 開場17:00
■場所:渋谷 「duo MUSIC EXCHANGE」http://www.duomusicexchange.com/index.html
■チケット料金:4,800円(税込)※3歳以上必要(スタンディング/1Drink代500円別/整理番号付)
■チケットイープラス先行(先着):7月1日(土)12:00~7月9日(日)23:59
先行URL(イープラス):http://eplus.jp/rgp910/
■チケット販売:一般販売 7月29日(土)10:00~
e+(http://eplus.jp
ローソンチケット TEL 0570-084-003(Lコード:72903)
チケットぴあ TEL 0570-02-9999(Pコード:337-158)
■主催:がん情報サイト「オンコロ」
■後援:樋口宗孝がん研究基金
■協賛:認定NPO法人キャンサーネットジャパン
■企画・制作:Remember Girls Power !! 2017実行委員会
■制作協力:メディカル・モバイル・コミュニケーションズ合同会社、樋口宗孝がん研究基金
■特別協賛:株式会社クリニカル・トライアル
■収益寄付:協賛金、チケット収入、グッズ販売収入から必要経費を引いた収益の全額を樋口宗孝がん研究基金(http://www.m2cc.co.jp/mhf4car/)に寄付し、寄付金は同基金を通じ、小児がん患者・AYA世代のがん患者・体験者への支援、疾患啓発、研究支援のために利用されます。また、当日のライブ会場でのご寄付は、国立がん研究センター(希少がんセンター)に寄付することとし、当日、終演後に国立がん研究センター(希少がんセンター)への贈呈式を予定しています。
■問い合わせ:HANDS ON ENTERTAINMENT 03-5468-8613(平日10:00-18:00)


音楽の力で「がん」を乗り越えてほしい がん体験者を無料でご招待!


本チャリティーライブには、がん体験者を無料でご招待します。募集方法、募集人数等については、がん情報サイト「オンコロ」(https://oncolo.jp)にて公開、募集します。


<AYA世代がん体験者の声(肺がん/26才で罹患)>
「がんと向き合う上で、音楽に触れている時は、私にとって欠かせない大切な時間です。」
26歳の時に肺がんと診断され、ステージIIIB期という状態でした。すぐに手術をし、右肺の下葉を切除しましたが、32歳になった現在も、再発・転移・抗がん剤治療を繰り返しています。約6年間ずっとこの生活を続けてきて、弱気になったら絶対に負けると思い、無理矢理でも笑顔で居るように心がけて頑張っているつもりですが、やはり辛さや不安な面が大きすぎてまいってしまうことが多々あります。
6年もこうして過ごしてきたからと言って慣れることなんてありません。再発・転移は何度告げられても、ものすごく落ち込みます。でも、大好きな音楽に触れている時は、全てを忘れて楽しむことができ、私にとって欠かせない大切な時間です。


出演アーティストについて


Special Act
Pile

1
2006年、全国アジアンドールズオーディションでグランプリを獲得。2010年に「ラブライブ! School idol project」の声優としてTVアニメ「ラブライブ!」西木野真姫役を担当し、アイドルグループμ’s(ミューズ)のメンバーとしても活躍。2015年1月にはさいたまスーパーアリーナ2DAYSを敢行。2014年12月にシングル「伝説のFLARE」でソロデビューを果たし、2015年3月にはファーストアルバム「Jewel Vox」をリリース。同じく3月には有線問い合わせランキング1位を獲得。また、2015年は4月にμ’sとして声優アワード「歌唱賞」を受賞、11月シングル「ドリームトリガー」がオリコンウィークリー7位を記録、μ’sとしてNHK紅白歌合戦に初出演するなど現在、話題沸騰中の声優アーティスト。
出演アーティスト(五十音順)
麻美ゆま

2
セクシーアイドルとして絶大な人気を誇り、「恵比寿マスカッツ」ではアイドル歌手としても活躍し、バラエティ番組、 テレビドラマの出演も多く、「探偵はBARにいる2ススキノ大交差点」、「桜姫」にも出演し、女優としても活躍の場を広げている。2013年6月、卵巣の境界性悪性腫瘍を患い、子宮・卵巣の摘出手術、抗がん剤治療中であることを自身のTwitterで告白。闘病中から、自身の体験を伝えるためテレビ取材などにも応じている。現在は舞台への出演、歌手としても精力的に活動を続けている。
KANAKO

3
2013年4月、シングル『Prologue…』をリリースし、ソロ活動スタート。恩田快人(元JUDY AND MARY)、愛川ヒロキ(元remote)など強力なプロデュースのもと、作詞には富田京子(元PRINCESS PRINCESS)、サエキけんぞう、MIZUEが参加。デビュー曲「Prologue」は全国CDショップウィークリーランキング9位を獲得。またセブン&アイグループ セブンプレミアム『そうめん・そうめんつゆ』のテレビCMソングに抜擢。シングル収録曲はテレビ東京系、日本テレビ系の番組タイアップに数多く起用され、テレビ東京「音流~ONRYU~」、日本テレビ系「ミュージックドラゴン」、TBS「開運音楽堂」などにも出演。そして2016年7月20日にネットシーントップクリエーター「蝶々P」による完全プロデュースで、ユニバーサル ミュージックの新設レーベルUNIVERSAL-Wよりメジャーデビュー。
Cyua

3
5月1日生まれ。東京都出身。2003年、FILTRIKEのメンバーとして、インディーズでCDデビュー。(同バンドは2005年に解散)2004年11月、ZUNTATAのアルバム『Ray’z PREMIUM BOX -BEYOND-』へ「TAMAYO Feauturing Cyua」として参加。以降、作曲家TAMAYOとのコラボレーションが始まり、ユニットBETTA FLASHを結成。 現在は、ユニットBETTA FLASHでの活動とソロ歌手としての活動をしている。ソロ歌手としては、「トライアングル」「機動戦士ガンダムUC」「ギルティクラウン」「進撃の巨人」「甲鉄城のカバネリ」「selector」などのアニメサウンドトラックへの歌唱やNHK連続テレビ小説「まれ」の挿入歌なども担当している。
瀬川あやか

4
1992年4月27日生まれ、北海道富良野市出身。午前中は都内の病院で看護師として勤務し、午後はアーティストとして活動をする異色の“二刀流” 女性シンガーソングライター。大学時代にミスキャンパスコンテストで準グランプリを獲得したキュートなルックスと、女性から共感を呼ぶ歌詞と類稀なメロディセンス、そしてどんなことでもすぐにポジティブに変換させる天性の明るさと伸びやかな優しい歌声を兼ね備え、昨年6 月にメジャーデビュー。新人としては異例の数のCM や番組テーマソングに起用され、多くのメディアで取り上げられている、今注目の女性シンガーソングライター。
Suara

5
唯一無二の声を持つアニメ&ゲームソングシンガー。ライブでの表現力・安定力には定評があり、聴く者を癒しの世界へ誘う!2005年9月にゲーム主題歌『睡蓮-あまねく花-』、『星座』でデビュー。TVアニメ「ToHeart2」エンディングテーマ『トモシビ』、TVアニメ「うたわれるもの」のオープニングテーマ『夢想歌』を歌うなど、その歌声がアニメ・ゲームファンをはじめ広い層の心に響き話題となり、2007年「Animelo Summer Live 2007 Generation-A」初出演を果たす。以降もTVアニメ「WHITE ALBUM」「ティアーズ・トゥ・ティアラ」「カードファイト!!ヴァンガード リングジョーカー編」などの主題歌を担当。アニメやゲームその活躍の場は多岐に渡り、香港・韓国・シンガポールなどでもライブを行い、海外でも活躍をみせている。2016年は大阪・名古屋・東京でワンマンライブ「Suara LIVE TOUR 2016~声を聴かせて~」も成功させ、7月には香港の夏の一大アニソンイベント「ANISON DREAM STAGE 2016」への出演、翌8月には日本最大級のアニソンイベント「Animelo Summer Live2016刻−TOKI−」にも7年ぶりの出演を果たす。2017年2月には「Suara Asia Tour 2017~声を聴かせて~」と題して台湾、香港でワンマンライブを開催。
野田愛美

6
“ありえそうでありえない” 誰もが憧れる少女漫画のような世界観を、耳に残るボーカルメロディと情景が思い浮かぶ言葉で表現するシンガーソングライター、野田愛実(のだえみ)。ギターとピアノどちらも使い、作詞・作曲すべて1人で行う。瑞々しく力強く、少し切なさを帯びた歌声は若い男女の心にまっすぐ刺さり、それぞれの青春を思い起こさせる。2015年1月にZIP-FM主催『SPOTMUSIC AUDITON』でグランプリを獲得、同年9月30日に全国流通ミニアルバム『ミライ』をリリースしてデビュー。三重県松阪市 出身 明治大学大学院 在学中建築学専攻。
夢みるアドレセンス

6
今年結成から5周年を迎え、今もっとも熱い注目を集める話題のアイドルグループ『夢みるアドレセンス』。メンバーである荻野可鈴、志田友美、小林れい、京佳の4人は、それぞれが個々の活動でもファッション誌モデル、女優、声優、グラビアなどで活躍している。2015年ソニーミュージックよりメジャーデビュー。人気ロックバンドや有名ミュージシャンなど、毎回豪華クリエイターによる楽曲提供が話題を呼び、アイドルファンのみならず幅広く愛され今年3月ベストアルバム「5」をリリース。とにかく全員可愛いと評判の彼女達。その活躍は音楽シーンだけにとどまらず、世界的ファッションショーであるAmazon Fashion Weekにもメインモデルとして抜擢され、海外ファッションニュースにも取れあげられるなど、これまでのアイドルとは一線を画す活躍を見せている。先日小林れいが長期病気療養から復活し、7/19には待望の4人で歌う新曲がリリースされる。また、全国5箇所を回る『5th Anniversary Tour』も予定しており、彼女達の熱い夏から目が離せない。

小児がん・AYA世代のがんについて/がん治療研究開発の必要性


「小児がん」とは小児期(15歳未満)の子どもに発症する「がん」のことで、その中には「白血病」「悪性リンパ腫」「神経芽細胞腫」「脳腫瘍」「骨肉腫」など多種多様な「がん」が含まれています。日本では年間1万人に1人が「小児がん」と診断されており、稀な病気と言われていますが、小児期の死亡原因の中では、不慮の事故以外では「がん」は第1位です。

またAYA世代*(15歳~39歳)と言われる2万人以上の若年者が、毎年「がん」と診断されています。AYAは、Adolescent and Young Adult(思春期と若年成人)の略であり、この世代のがん患者は、就学、就職、就労、恋愛、結婚、出産など、特有の問題があると考えられています。


※AYA世代の定義は様々な考え方がありますが、本チャリティーイベントでは、“15歳から39歳まで”としています。
「小児・若年者のがん」については、有効な検診方法や予防方法がないとされています。このようなことから、将来「小児・若年者のがん」で苦しむ子ども・若年者を減らすための予防・検診方法の研究開発が望まれますが、既に「小児・若年者のがん」にかかり、闘っている子ども・若年者の希望は、有効な「がん治療」の研究開発であるとされています。


【オンコロ】URL:https://oncolo.jp
oncoro



「オンコロ」は、「がん」と「ひと」を「つなぐ」をコンセプトとして、患者やご家族、その関係者の方々向けにオンコロジー領域の臨床試験・臨床研究の情報をわかりやすく提供するポータルWebサイトです。がんに関わる臨床試験・臨床研究を中心に、専門的な内容をわかりやすくまとめ、専門知識が無い方でも理解できるように情報掲載を行っています。
またインターネットにとどまらず、がん情報に特化したセミナーを実施し、その収益の一部を樋口宗孝がん研究基金に募金しております。必要としている人へ必要な情報をつなぐことで、患者・家族・医療従事者・製薬会社など、がんに関わる人への一助となることを目的としています。



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