■「夢みるアドレセンス」山下彩耶さんコメント
「夢みるアドレセンス」は、3年間にわたり、小児がんやAYA(アヤ)世代のがん啓発チャリティーライブに出演してきました。私自身もAYA世代であり、ファンの皆さんの多くもAYA世代で、ライブを通じて少しずつ啓発が進んでいるように感じています。そして、多くの方々が寄付を行っており、出演者としてもとても嬉しく思いました。アイドル、音楽、エンターテイメントが果たせる役割を感じています。これからもできる限り協力していければと思っています!」
■山口拓洋氏(東北大学大学院 医学系研究科 医学統計学分野 教授)コメント
欧米では、多くのミュージシャン・アーティストが立ち上がり、多くの団体・組織・企業の協賛のもと、ファンドレイジングによる課題解決を目的としたチャリティーライブが行われています。一方、日本では、「がん検診啓発」等へのチャリティー活動はあるものの、臨床試験自体への取り組みは少なく、研究者の資金調達面は企業献金や公的資金へ頼らざるを得ない状況です。臨床試験の普及、促進、そして、参加者のエントリーにエンターテイメントが果たす役割は大きく、今回の研究結果はそれを裏付けるものと言えます。Remember Girl’s Power!!が今後も末永く続き、同様の調査を継続して行っていくことが重要ですので、小児・AYA世代の皆様のご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。一緒に盛り上げていきましょう!