臨床研究におけるデジタルバイオマーカーの可能性

デジタルバイオマーカーとは従来の来院時に取得できる血液や画像のデータに限らず、ウェアラブルデバイス、体組成計やカメラを含むIoTデバイスなどから取得するデータを用いて疾患の検知や状態の把握を行うバイオマーカーをさします。
従来のバイオマーカーでは患者が疾患を認識した後に計測されることが多いですが、デジタルバイオマーカーはウェアラブルデバイス等を用いて日常の時系列データやその変化量を観察することが可能です。日常生活のデータが収集できることでこれまで明らかになっていなかった疾患メカニズムの理解や患者自身が疾患を認識していない時点からの早期発見や予備診断の簡便化などの効果も期待されています。また、デジタルバイオマーカーは一つの機器で複数疾患の判断を行うことが可能であり、予防の個別化や個人の生活習慣に合わせた評価なども期待されています。
本セミナーでは、アキュリスファーマ株式会社 小沼様、株式会社FourH 小塩様をお招きし、ウェアラブルデバイスを活用した探索的研究の事例をもとに、デジタルバイオマーカーについてご講演いただきます。また医療機関の立場から東京センタークリニック 長嶋先生より、ご意見をいただくとともに、3Hより研究の運用支援についてもご紹介いたします。

TIME TABLE

12:00-12:10
臨床研究におけるデジタルバイオマーカー利用について
株式会社Four H
代表取締役CEO
小塩 篤史 様

12:10-12:25
デジタルバイオマーカーのためのアキュリスファーマの取り組み
アキュリスファーマ株式会社
研究開発本部 臨床開発部 部長
小沼 淳一 様

12:25-12:35
現場の医師から見たデジタルバイオマーカーへの期待
医療法人社団知正会 東京センタークリニック 院長
臨床研究センター長
長嶋 浩貴 先生

12:35-12:45
デジタルバイオマーカー研究支援サービスのご紹介
3Hメディソリューション株式会社
ライフサイエンス統括 DCT推進グループ グループ長
小森 駿

12:45-13:00
講演者によるパネルディスカッション/質疑応答

※セミナー内容は予告なしに一部変更する場合がございます。
ATTEND

2024年8月2日(金)12:00〜13:00

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※定員に達した場合は、抽選とさせていただく場合がございます
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