近年、ドラッグラグ・ドラッグロスが問題視される中、症例集積性の向上、被験者負担の軽減、地域格差の改善策として、DCT(分散型臨床試験)に注目が集まっています。
厚生労働省もDCTへの取り組みを重視しており、弊社の調査でも多くの患者さんがDCTを求めていることが明らかになっています。特に地方住んでいる患者さんにとって、実施医療機関の距離は治験参加への大きな障壁となっています。
そこで今回、「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造コンソーシアムの支援のもと、地域医療でのDCT実現に積極的に取り組む富山大学附属病院 臨床研究開発推進センター 副センター長 寺元 剛様をお招きし、その活動内容と今後の展望についてご講演いただきます。
また、本取り組みを支援する3HのDCT活動についてもご紹介いたします。
本セミナーがDCT実現に貢献し、医薬品開発と距離の問題で研究参加が困難だった患者さんの課題解決の一助となれば幸いです。