大学を卒業してソフトウェアの受託開発をしているソフト会社に入社し、プログラミングからデータベース設計、サーバー構築、アプリケーション開発など幅広く携わりました。
受託開発だといろいろと経験できますが、業務知識が広く浅くなる傾向があります。経験を積むうちに、どこかの業種に特化したシステムを作りたいと考えるようになりました。 そこで選んだのが医療業界でした。
最初は、調剤薬局のレセコン(レセプトコンピュータ)開発に携わり、プロダクトデザインから設計、実装、サーバー構築、店舗端末をセットアップして出荷するなど、一通り全部やっていました。そのおかげで医療、特に保険の知識も身に着けることができ、そのノウハウをベースに20年近く医療業界でITに携わっています。
医療を選んだのは、社会にとって必要不可欠なインフラであり、無くならないと思ったからです。参入障壁が高く、ただITが強いだけではなかなか入っていけない業界のため、深堀していけば、他業種よりも差別化できると考えました。
安定はしていますが、自由さが少ない分、今後のDX化の余地があることも魅力です。もちろん人の役にたっていることを感じられることも働くモチベーションにつながっています。